iPadの使い方

iPadの容量の選ぶ方:用途に合わせた目安

iPadを選ぶ時、写真やアプリ、動画などを保存するためのストレージ容量について悩むことが多いですね。

容量が大きい方がいい?
使いたい目的に合った選ぶ目安ってある?
iPadを買った後から容量は増やせる?

こんな感じでiPadを買う時には容量で悩みますよね?
まずは疑問を解決しつつ、自分にピッタリのiPadを選びましょう。

iPadの容量は使い方に合わせて選ぼう

64GB|Webサイトの閲覧、ストリーミングサービスがメイン

Webサイトを見たり、メールの送受信をしたり、SNSを使ったりするだけなら、iPadの容量はそんなに大きくなくても大丈夫です。YouTubeやNetflix、Apple Music、Spotifyのようなストリーミングサービスを使う時も
動画や音楽をダウンロードしなければ、少ない容量のモデルでもたくさんのコンテンツを楽しむことができます。

64GBのiPadでも、使い方によっては十分OK。
用途がはっきり決まっているなら、無駄に高いモデルを買わずに済むので、コストを抑えることができます。

ただし、動画をダウンロードしたり、自分で動画を撮影したりすることが多い方は、64GBだと少し足りないと思います。

128GB|ゲーム・動画撮影を快適に楽しむ

ゲームや写真、動画をたくさん保存しても大丈夫なのが128GBのiPadです。
64GBだと少し心配だけど、500GB以上の大きな容量は必要ないと思っている方には、ちょうどいいサイズです。
ただし、最新のiPadモデルでは、この128GBはiPad Proシリーズにしかないので、他のシリーズの256GBでもいいかと思います。

256GB|画像の加工や動画編集などにもおすすめ

最近は、パソコンでしかできなかったような画像の加工や動画編集が、iPadでも簡単にできます。
プロのデザイナーやイラストレーター、YouTubeの動画制作など
クリエイティブな仕事をする人たちもiPadを使っていることもあります。

画像加工や動画編集などのクリエイティブな作業をするには、256GB以上の容量があるiPadが便利です。
作業をスムーズに進めるために、高画質な動画や画像をたくさんiPadに保存しておけば便利です。
iPadの各シリーズには256GBの容量が用意されているので、性能や画面の大きさに合わせて選べるところもいいですよね。

512GB以上|メインマシンとして使うなら

500GB以上の大きいストレージが選べるのはiPad Proシリーズだけです。

iPad Proは11インチと12.9インチの二つの大きさがあって
ただコンテンツを見るだけじゃなく、複雑なクリエイティブな作業もできる高性能が魅力です。

たとえば、大きなデータの4K動画を
iPad Pro一台で撮影も編集もする場合には、512GB以上の容量があると安心できます。

でも、そのような高度な使用を想定していない場合は、
512GBもある大容量のモデルを選ぶ必要があるかをよく考えることをおすすめします。

iPadの購入費用を抑えて、その分キーボードやタッチペンなどの付属品へ予算を回した方が、
使い勝手が良くなるかもしれませんよ?

iPadの適切な容量が決められない方は、今使っているiPhoneと同じ容量を選ぶという方法もありです。
でも、今のiPhoneの容量が足りないと感じている場合は、iPadではもう少し大きい容量を選ぶのがおすすめ。

たとえば、128GBのiPhoneを使っていて、もうすぐ容量が足りなくなりそうな状況なら
同じデータを使うiPadでも同じ問題に直面する可能性が高いです。

容量が足りないなら、クラウドストレージがおすすめ

iPadを長く使っていると、知らないうちにストレージの空きが少なくなることがよくあります。
空き容量が不足すると、ソフトウェアをアップデートできなくなる場合があるので気をつけてください。

空き容量を作る方法にはデータを外部のパソコンやハードディスクに移動させる、必要のないデータやアプリを削除する、クラウドストレージを使うなどがあります。

代表的なクラウドストレージサービス

  • iCloud:Appleの提供するサービスで、アプリのデータも含めてバックアップが可能です。
  • Drop Box:世界中で使われているサービスで、チームでのファイル共有にも便利です。
  • OneDrive:Microsoftが提供するサービスで、Officeのデータを保存するのに適しています。
  • Googleドライブ:Googleアカウントがあれば、15GBまで無料で使用できます。

AppleのiCloudの場合、Apple IDごとに最初の5GBは無料で使えますが
それ以上使いたい場合は有料プランを選ぶ必要があります。

プランは50GB(月130円)、200GB(月400円)、2TB(月1,300円)です。
他のクラウドサービスと比べてiCloudの大きなメリットは、文書や写真だけでなく、アプリデータやホーム画面のレイアウトなどもバックアップできることです。

iCloudの併用と大容量モデル、お得なのは?

同じモデルでも、ストレージの容量によって価格が違います。
64GBと256GBの容量があるモデルに注目して、どれくらい価格が変わるのかを確認しましょう。

大容量のモデルを選ぶのと、iCloudの有料プランを使うのとでは、どちらが経済的に得かも考えてみます。
これで、iPadを買う時にどの容量を選ぶべきか、あるいは後からクラウドストレージを増やす方がいいのかが分かりやすくなります。

それでは、64GBと256GBの容量を持つiPadモデルで、容量が変わるとどのくらい価格が違うのか見ていきましょう。

モデル iPad(第10世代) iPad mini(第6世代) iPad Air(第5世代)
64GB(Wi-Fiモデル) 68,800円 78,800円 92,800円
256GB(Wi-Fiモデル) 92,800円 102,800円 116,800円
差額 24,000円 24,000円 24,000円

 

iCloudの有料プランを利用した場合のコストが以下の通りです。

プラン 月額 年額 3年間の利用額
50GB 130円 1,560円 4,680円
200GB 400円 4,800円 14,400円
2TB 1,300円 15,600円 46,800円

iPadを3年ごとに買い替えるとすると、3年間iCloudの200GBプランを使うと合計で14,400円かかります。
一方で、256GBのiPadを選んだ場合、64GBのモデルと比べて24,000円の差額があります。
つまり、iCloudの200GBプランを利用する方が、256GBのiPadを選んだ場合と比較して9,600円節約できるということになります。

iCloudは大事なデータを安全に守るサービスです。
これは大容量のiPadを買うだけでは手に入らないメリットじゃなでしょうか?

また、iCloudを使えばiPhoneやiPadなど複数の端末で同じデータを共有できます。
例えば、iPhoneとiPadで100GBの写真や動画を見たいとき、
普通ならそれぞれの端末で100GB分のストレージを使わないといけません。
(それぞれ100GB文のデータを保存しないといけないという意味)

でも、iCloudを使えば、それぞれの端末のストレージを使わずに、
インターネットを通してどっちの端末からも写真や動画を見ることができます。

写真や動画を編集したり送ったりするときには、
クラウドストレージから端末にダウンロードする必要があり、
その時は少し容量を使いますが、全データを端末に入れるよりは、
ストレージの負担をずっと減らすことができます。

どうでしたか?
iPadの容量を決める基準であなたにピッタリの1台を手に入れてください。

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